私の両親は毒親に分類されます。
ですが、虐待をされたことはありません。
しつけ的なおしりペンペンとか、手を振り上げて(ぶつ振りをして)驚かされる程度しかなかったと思います。
私の両親の私に与えた毒となる要素をざっくりまとめると、
母の過保護と束縛
人として未熟な父
不毛な両親の喧嘩(両親の不仲)
です。
ザックリまとめすぎてそんな事?と思われるかも知れませんが、大人になってから振り返ると、私の成長に悪影響与えまくりですやん…と思える事なのです。
特に母は、一度流産した後に待望の女の子となる私が生まれ、そして父との不仲もあり、思い返せば過保護と束縛が強かった…。
私が挑戦したいと思った事を母は心配ばかりでやらせてくれない。
危ないからって包丁を使った料理もさせてくれなかったり。
一人暮らしも直接ダメとは言わなかったけど、到底無理な条件を出してきたり。
(結局その条件無視したんですけどね…)
暴力やネグレクトといった壮絶な状況に置かれていた方からすると遥かに良い状況である事は自覚しています。
でも確かに私の成長に関わる部分には毒となっていたことに違いないとは思っています。
それでもこの過保護に関しては間違った方法ではありましたが一応母親の愛ある行いではあったので、どうしても毒親というストレートな表現がはばかられる気持ちになります。
何なら虐待を受けているような子も世の中にいるのに同じ呼び方をするのも申し訳ない気持ちもあります。
(でもこれしか当てはまる言葉を知らないので使います)
じゃあ何の表現がいいか、考えてみたのですが、なかなか思いつかないんですよね。
唯一思いついたのが
さげ母…
いやいやいや!!!
私の頭の中ではどうしても下ネタに繋がってしまう…(あれもう死語ですよね)
(あと下ネタじゃない説もあるみたいですね。)
なんかあれですね、ネットのコラムとかで特定のタイプの人間を指す言葉を流行らそうとして無理やり作られた雰囲気感じますね(笑
自覚しづらいからこそ必要かなと
辛い事もあるけど、だからと言って暴力や暴言を受けてたわけでもないし、自分の親は世間一般で言われる毒親ってほどじゃないんじゃないかって思う方も多いんじゃないでしょうか。
じゃあ親を愛せるか、ずっと実家にいてハッピーかって言われたらNOとなると思います。
自分の親はこういう人間なんだってスッと入ってくる言葉があれば、それだけで自分の状況や頭の中のモヤモヤに整理をつけて前に進むきっかけになるのではないかな、と思ったのでした。
こんな記事を上げておきながら既にあったりして…?