めんどくさがりの迷走

めんどくさがりの迷走

あれもこれもで迷走してます。一見元気だけど体の至る所がボロボロなので健康体質に向けてがんばりたいです。ADHD性質の困ったちゃん。迷走しすぎて記事が雑多。 過去の記事でもスターやコメント歓迎です♪(何より嬉しいです!)

うたわれるもの、是非普段ゲームをやらない人もやって欲しいゲーム

うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 通常版 - PS4

と言う事で少し前ですが、うたわれるもの3部作全てプレイし、クリアしました!
(感想のつもりが書いてるうちに紹介的な内容になりました)

 

面白かった!これに尽きます。
終盤あたりは先が気になって、こりゃ夜更かししちゃうわwww
と思ってお休み前日にやるようにしたりして調整しながらやってました。
(案の定夜更かししてしまった)
クリアした後の余韻もかなり引きずってしまって、仕事中何度も頭の中でいろんなシーンが頭の中に浮かんできてました。

このゲーム本当に良くできたストーリーで、普段はゲームを殆どやらない人にもおすすめしたいゲームです。

そして、ちょっと萌えっぽい絵柄や、お色気表現もあり、
いわゆる萌えアレルギーのある方にも、先入観だけで避けるのはもったいない!と思えるような作品です。
絵柄は何とか我慢してもらって(笑)、お色気シーンはもう早送りしてもらってかまわないので
どうか、どうかプレイしてみて欲しい!!!と強く思える作品でした。

どんなゲーム?

うたわれるもの 散りゆくものへの子守唄 オリジナルサウンドトラック

まず物語の舞台となる世界は、獣の耳と尻尾がついた人間ばかりでそれが普通の世界です。
(えっ、獣萌え系!?って思って引き返すのもまだ早いですからね!笑)
時代感は、公式だと戦国の時代とありました。

日常には電気もガスも無く、農業もほぼ手作業で、戦争が起これば、剣や槍で戦い銃は存在しないような時代感ですね。

魔法的な物も存在しますが、法術という西洋ファンタジーとは違った陰陽的なものを使います。

キャラクターの衣装デザインもアイヌ民族のものをベースとしているようで、
いうなれば和風ファンタジーです。

ゲーム性は、ストーリーを読み進めるアドベンチャーパートと、シミュレーションバトルの要素で分かれています。
ちなみにストーリーの比重が大きく、(ボイスもしっかり聞くと)1~2時間位ストーリーをやった後戦闘に入る…なんて事も結構ありました。
なのでバトルを楽しみたい人は次の戦闘まで待ち遠しいです(断言)
ちなみに1作目~2作目~3作目、と、だんだん戦闘が増えていきます。

リメイク版は1作目は特に小難しいシステムはあまり無くシンプルで一番簡単です。
2作目は、敵味方共に与えるダメージが大きく1~2発でお互い倒せちゃうので戦略を練るのが少し難しく、
3作目は2作目のバランスを調整した感じでしょうか。(良くなったりあえて欠点が作られたり)

1作目は元々2Dドットだったものから3Dにリメイクされておりその際に2&3作目の仕様が逆輸入されている感じです。

大まかなストーリー※ネタバレ無し

 事の始まり…第1作目の主人公はそんな世界の中で他の人とちょっと違った、耳も尻尾も無い(プレイヤーからみたら)普通の人間が、記憶喪失で倒れていたところを近くの村人に助けられた上、怪しげな仮面をつけている(しかも取れない)といういかにもワケありな感じの人間です。
そこで、名前も思い出せなくて不便と言う事でハクオロという名前を与えられます。

うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 発売記念抽選会 特製缶バッジ ハクオロ アクアプラス

いかにも怪しい仮面をつけているこの主人公ですが、最初は村人たちも不審がるも、主人公の人柄もあってすぐ打ち解けて家族のような存在になっていきます。
そして知恵者で、村人たちからも頼られ、いつの間にか村からも必要とされる存在となっていきました。
そしてそんな村である時事件が起こってしまいます。
それをきっかけに主人公が村人たちと一念発起して戦争を起こしてしまうのですが、一度起こしてしまった戦争が引き金となってあれよあれよと言う間にお話が進んで行き、結構先の展開ですが主人公自身の秘密が判明して行く事になり、そして世界にも大きな秘密が隠されている事が分かるようになります。

第1作の終盤にもなると、序盤では想像もしなかった展開が待ち受けています!

終盤にかけて展開も勢いづいていきスケールも大きくなっていく感じはとても刺激的で多くの人が釘付けになってしまったのではないでしょうか…!

そんな感じで、第1作目は一度お話が完結します。


そして十数年後、第2作品目の主人公も記憶を失って入る状態で目を覚ますところから始まります。
1作目の主人公と似たような髪形をし、獣の耳も尻尾も無い普通の人間で、似た境遇でもある主人公。
違うところは性格と、仮面が無いところあたりでしょうか。
あと、基本的にやる気が無かったりゆるーい感じで1作目の主人公よりも大分頼りないです(笑

同じくヒロインのポジションであるクオンが主人公を助け、ハクという名前を付けてくれます。

キャラクタースリーブ 『うたわれるもの 偽りの仮面』 クオン&ハク (EN-341)

名前の由来はお察しです。
行くアテの無いハクのために色々と世話を焼いてくれて、生きていく為に仕事探しまで手伝ってくれます。

1作目とは時間だけが過ぎた同じ世界ですが、2作目のメインとなる舞台はまた違う地域の話になります。
仕事探しの為にその地域で一番大きな国(ヤマト)まで来た所で少しずつお話が動き出していきます。
そして2作目終盤、物語は大きく動き、3作目へとつながります。

・・・ざっくりした説明でもこの文字量(笑
個人的な面白みもお話したいと思います。

シリーズを通して感じるのが運命

キャラクタースリーブ 『うたわれるもの 偽りの仮面』 クオンC (EN-339)

 運命と言うとご都合主義的のようにも考えられてしまいがちですが、こういう運命の話だったと言われても納得できるストーリーです。
ハクオロがその時その場所で記憶を失って倒れていた事、戦争を起こしてしまうこと、遠い過去からの繋がりなど。

2作目もそもそもクオンがハクを助けた事その物も運命的ですし、他にも繋がるようなことは色々とあります。

主人公がいろんな人と出会う事も、他のキャラクターたちがそうせざる得なかった事、自分の意思でそうした事も全てなるべくしてなった、そう感じるようなストーリーです。

キャラクターの過ちが物語の重要なポイント

 無意識だったり、その人の信念だったりと、うたわれるもののキャラクターは"THE悪役"という人でなくても普通に過ちを犯す場面がところどころあります。
1作目のハクオロは同情できる状況ではありますが、記憶を失っていた間の出来事でとんでもない事をしており、それが2作目でも影響がでています。

2作目以降では、印象的なのはネコネという子が犯してしまう過ちです。
この過ちには許せないと思える人も少なからずいると思います。
ただ、過ちを犯してしまうきっかけとなった原因もまた別の人にあり、そもそも根本的にそんな事になったのもまた別の人の過ちで…という…
でも皆悪気は無いので、それに関わるキャラクターたちも皆思い悩んでいる部分が多く見受けられます。

清々しいほど成長する仲間たち

うたわれるもの 二人の白皇 - PS3

 ハクなんて最初のやる気の無さからどれだけ成長するのよって言うくらい成長します。
ラストなんて…もう、かっこよすぎましたよ…なんかもうずるい(笑
ネコネも悲しみと後悔の念に苛まれながらも必死に頑張ってハクを支えていきます。
2作目は和気藹々している場面も多かったのですが、3作目の時点では皆あのころに戻れることなら…という思いを抱きながらもしっかり自分の成すべき事をこなしていきます。

2作目後半から3作目の最後までは、そういったキャラクター達の苦難を見守っている気持ちでプレイしていました。

やっぱり1作目からやってほしい

 うたわれるものは1作目と2作目がアニメ化されており、3作目はアニメ化されていません。
なので、アニメは見ていたから最後だけ気になると言う事で3作目だけ買おうと思う人もいるかもしれません。
また、1作目のアニメもかなり前なので1作目もみた事が無いという方もいるかもしれません。

でも1作目からの繋がりはかなり強くあるので、是非最初からプレイして欲しいです!!
2作目以降からのアニメの知識でも話は分かると思うのですが・・・
なんと言うかもったいない!

1作目からプレイしているとそうでないのとでは、感動の大きさも違ってくるので、是非1作目からプレイして欲しいです。

(あと、2作目のアニメは一部のキャラ崩壊が凄いのと話の流れも少し違っています)

それと気になった、なっているって言う方、ちょっと情報収集しようと思ってもwikiとか開いたらダメですよ!
ネットはネタバレの嵐ですからね!笑

そしてタイトルの通り、とても素晴らしいお話なので、普段ゲームしない人も是非やって欲しいと思ったゲームで、私の中でも神ゲー殿堂入り作品に認定しました(笑

 

頑張ってネタバレ回避で書いたので、奇跡的にまだぜんぜんネタバレ踏んでないと言う人はこのまままっさらな状態で始めて下さい!笑

 

 

最後に…マロロはヒロイン☆